10月の常任委員会視察―総務はコストカットなどをテーマに

2017年11月12日 23時54分 | カテゴリー: 活動報告, 環境・まちづくり・行政, 議会・議会改革

去る10月18日から20日まで総務委員会の視察がありました。庁内に調査や政策提案のシンクタンクをもつ滋賀県草津市、国保と税システムの共同開発で大幅コスト削減を実現した愛知県豊橋市(岡崎市と)、市庁舎の新庁舎をリース方式で調達した高浜市の3か所です。

税システムの開発費を大幅削減した豊橋市

草津市議会委員会室で説明をきく(10月18日)

草津市(温泉で有名な草津ではないほうです)は、草津未来研究所と称して市内にキャンパスを持つ立命館大学をはじめとする大学との連携でシンクタンクを庁内に持っています。調査や政策提言を行うほか、まちづくりのためのコミュニケーションの場づくりなども行っていて、これからが注目です。
2日目に訪れた豊橋市は人口規模がほぼ同じ岡崎市と、クラウドによる国民健康保険税のシステムを共同開発。初期投資はもとより毎年のランニングコストを約2分の1に削減したという成果は非常に興味深いものです。人員カットやサービス縮小でなく、事業の質に影響ない形でのコスト削減の模索は財源を生み出すことにもなるからです。

豊橋市の国保システムについて(10月19日)

豊橋市と岡崎市の共同開発はシステム更新の時期が重なるというタイミングも重なりうまくいった例です。小平市が同じ形で実施できるとは限りませんが、広域連携による経費節減は模索するべきと思いました。

市庁舎床面積を半分&リース方式にした高浜市

高浜市議会の議場。この日は翌々日の衆院選の開票所といて使用するための準備中。

3日目は同じく愛知県の高浜市。ここは市庁舎の建て替えを見据え、財政安定のため現在の庁舎の約半分に床面積を抑えることと、民間による建設・リース方式で「市が所有しない」形で経費を節減する試みを実践しています。
庁舎内もとことん効率化。使用頻度が低い議場をフラットな広い部屋にし机と椅子は稼働式にして、議会以外にも使えるようにしています。視察にいったときは衆院選の開票所として使用するための準備がされていました(写真)。議会のないときのはホールとして市民に貸し出しもするとか。議員の仕事は議場の中だけではないので、場所としての有効活用は市民目線では大アリ。小平市でも公共施設マネジメントを今後本格化していく中で、参考になる部分もいろいろありました。

この時期は議会視察の多いシーズンで、日程変更した議会もあるようですが、小平は常任委員会の政策提言の参考にしていく可能性もあることから予定通り実施しました。なかなか充実した内容でした。