小平市議会、議会改革のいま――ランキングは都内5位

2016年10月31日 23時58分 | カテゴリー: 活動報告, 議会・議会改革

小平市議会広聴広報特別委員会で所沢市議会へ視察(10月18日)

小平市議会広聴広報特別委員会で所沢市議会へ視察(10月18日)

小平市議会の議会改革について、本来の議会機能を活性化させるために地道に一歩ずつ進めていければと思い、正直ランキングにはあまり関心ありませんでした。ですが、最近たまたま見た早稲田大学マニフェスト研究所の議会改革ランキングでの小平市議会は全国の市区町村議会の中では103位とビミョーな感じですが、東京都内議会では第5位! 議会としてがんばっている実感に見合う順位だと、ちょっと嬉しく思っています。

 議会基本条例成立から2年半
 小平市議会基本条例が成立したのは一昨年2014年3月定例会。それまで約5年かけてきた話し合いが結実しました。その後、年2回の議会報告会(市民と議会の意見交換会)や磁気ループ設置・手話通訳などのバリアフリー、請願での市民による趣旨説明、議員間討議、文書質問などができるようになりました。
そして、監視機能とともに重要な地方議会の役割でありながら力を発揮しきれずにきた議会としての政策立案機能――これも小平市議会では常任委員会での2年に1回の政策提案をしていくということで、現在各委員会ごとにテーマを決めて調査や視察を積み重ねています。

視察先の所沢市議会で広聴広報特別委員会メンバーと。

視察先の所沢市議会で広聴広報特別委員会メンバーと。

所沢市議会を視察
 10月18日には、近隣視察として全国の議会改革をリードしてきた所沢市議会へ行き話を聴きました。所沢市議会は議会としてのキャラクター「みみ丸」(聴く耳のみ見、と定数33人を重ねている)を持っていて、Facebookの発信のほか議会報告会の周知のために街宣でティッシュを配るなどの工夫をして市民への関心を高めているとのこと。

さすが、と思ったのは市の協力を得て無作為抽出により参加対象者を募り、ワールドカフェ方式でワークショップ「みみ丸カフェ2016」を開催。若い世代など議会への市民参加を広げていることにはうなりました。こうした広報活動は市民への議会の関心度を高めることで議会が緊張感をもち活性化していくことに意味があると感じました。
現に所沢市議会では市民の声をもとに議会として市に政策提言をしています。

 議会改革にはゴールなし、柔軟な試行錯誤を
 私がいま生活者ネット枠として委員長を務めている広聴広報特別委員会は議会基本条例に基づき設置されました。議会報告会の企画や傍聴しやすい議会づくり、市議会だよりやホームページを含めた広聴広報機能について毎月議論しています。市議会だよりは12月議会終了後から、これまでのテーマごとから議員個人ごとへとレイアウトが変わります。
年に2回開催し、今年はこの11月に4会場で開催される「市民と議会の意見交換会」については、会場を市内くまなく出向く、ということで市内各地域の公民館や地域センターで開催しています。所沢でもかつて同様の方針でやっていたことがあったとのこと。結果、アクセスのいい場所のほうが参加者が多いと判断し方針を変えたそうで、小平も同じ傾向がありますが、それもまたやってみてわかること。議会改革はただ真似をしても意味はありません。

所沢市議会のキャラクターみみ丸

所沢市議会のキャラクターみみ丸

常任委員会ごとの政策提言については議会運営員会の担当となりますが、議会報告会のあり方とも関連させながらよりよい形でこれからも議会改革を進めていければと思います。いまは柔軟に試行錯誤をしながら新しいことにトライし、3年を過ぎたあたりで建設的な意味での見直しを考えていくことも必要と考えています。