委員会に民間の専門家を招致―小平市議会初めての試み

2016年6月19日 20時56分 | カテゴリー: 市民自治・参加・情報公開, 活動報告, 議会・議会改革

①高橋さん監修の「自転車ルール教本」表紙

① 高橋さん監修の「自転車ルール教本」表紙

 6月17日、環境建設委員会で“小平市議会初”の出来事がありました。調査のための参考人招致、専門的知見の活用として自転車施策に詳しい高橋大一郎さんをお招きして話を聞いたのです。
 反対・賛成の意思表示だけでなく、政策提言をしていくために当事者や専門家の声は必須! 議員それぞれや政党・グループごとには市民の声を聴き、専門家のアドバイスは受けていますが、党派を超えてみんなで聴くのはまた意味が違います。

  • 委員会として自転車施策の提言予定
     いま、小平市議会では議会改革の流れの中で、4つの常任委員会ごとに2年の委員会任期のうちに政策提言をしていこうと決めています。合意形成のための対話の実践が始まるのは、画期的なことです。
    環境建設委員会のテーマは自転車。これまで、市の施策調査や他自治体視察などの調査をしてきましたが、今回は専門家の声を聴こうとなったわけです。

    「自転車ルール教本」の中のページ

    「自転車ルール教本」の中のページ

    高橋さんは、自動車講習所の指導員をしながら、自転車ルール教習所所長として活動しています。自転車で全国のみならず世界を旅する、知識・実践ともに自転車に詳しい専門家。自ら監修を務めた「自転車ルール教本」を使って、「自転車の似あうまち小平」にするためのハード・ソフト両面からの具体的アドバイスをいただきました。
    ”自転車ナビマークは車(自動車)に自転車は車道を走るものとアピールするのが最大の目的”という説明は、みんな「納得」の説得力でした。実際に写真でほかの自治体で使われているマークを見せてもらったのもとてもよかったです。
    ママチャリユーザーとして毎日自転車に乗っている私ですが、「車から離れようとしてあまり端に寄りすぎて走るのもかえって危険」という説明は、言われてみればその通りの新発見でした。

  • 議会でできることをもっと増やそう!

    参考人の高橋さんと 左から橋本委員、永田委員、山岸委員、高橋さん、木村委員長、日向、滝口副委員長

    参考人の高橋さんと 左から橋本委員、永田委員、山岸委員、高橋さん、木村委員長、日向、滝口副委員長

    高橋さんは本当はパワーポイントを使って説明したかったと聞いています。しかし、残念なことに今の規則では委員会(本会議もですが)でのパソコン利用は禁止。以前、ストリートビューの意見書の関係で私はパソコンを持ち込んだことがありましたが、これは休憩中という扱いでした。
    今時、講演会や会議でパソコンだめなんてありえません。でも、現状は議事録との関係などから変えられていないのです。批判だけでなく、手続きに沿った新たなルール作りを提案していければと考えています。
    実は、地方自治法の中には、参考人招致も専門的知見の活用も位置付けられているのですが、地方議会ではあまり使われてきませんでした。議会が持っている本来の力をどう活かすか、が大事だと思う日々です。