住民投票の投票用紙焼却のことは絶対に忘れません!

2015年11月30日 23時46分 | カテゴリー: 市民自治・参加・情報公開, 活動報告

 今日から12月定例議会が始まりました。遡る9月30日、小平市の住民投票の投票用紙不開示決定の取消を求める訴訟について、上告棄却の決定が最高裁でなされました。その日は9月定例議会の最終日で、午後5時23分に「行政処分取消等請求事件の判決について」というメールは来ていましたが、帰宅するまで結果を知らずに過ごしていました。そしてそれよりも前に、裁判結果に伴う大きな出来事が起きていたのです…それは住民投票用紙の焼却処分でした。
 裁判の決定の連絡を受けた市選挙管理委員会は、議会に裁判結果を通知するよりも前に投票用紙を焼却所に運び処分していたのです!
 投票用紙については、住民投票の条例が失効するとともに処分するという見解のもと、裁判中は保管をするという協議により保存されていました。生活者ネットワークとしては、一般質問のほか直接小平市と選挙管理委員会に要望書を提出するなどして、裁判が終了しても文書管理規定による新たな手続きをとって、住民投票用紙を公文書として保管するように再三求めてきました。
 例えば山陽小野田市では不成立になった住民投票の用紙を同市の文書管理規定の最高レベルである永年保存(10年)しています。通常の選挙の投票用紙は対象となる議会や首長の任期機関が法律により保存期間と定められています。
 今日の12月議会の初日での行政報告で質問したところ、用紙の保管についての意見は市でも選管でも全く出なかったとのことでした。議会傍聴の際に市民が住所氏名を書いて提出する傍聴券でさえ、5年間も保管されます。それに引き換え、この扱いは何と軽いことでしょうか。そして、会派として出した要望書も、ただ右から左に回されただけで保管についての議論もされなかったことに対しては、結果はどうあれ市民の声を無視していると憤りを禁じ得ません。
 裁判の結果は司法の判断として受け止めますが、投票用紙処分の経過については、今後も忘れることのできない出来事となるでしょう。