政策35-36 放射能から子ども守る

2015年4月18日 07時37分 | カテゴリー: 子ども・教育, 活動報告, 環境・まちづくり・行政

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 東日本大震災の後、子どもたちへの放射能の影響を小さな子どもがいる当事者のお母さんたちは、なかなか口にできないでいました。「風評被害になる」という言葉がマスコミに流れるいっぽう、チェルノブイリの例を見ても低線量被ばくの子どもたちへの影響は否定できないのが現実でした。
 そんな不安を抱える小平市内のお母さんたちと話す中、子どもたちを守ることに市議会議員としてしっかり取り組まなければと強く思いました。私自身、放射能については人体・環境両面から影響はあり、未然防止の視点からも配慮は絶対に必要と考えていましたので、その考えを出会った人には伝えるなかで、給食の食材測定と園庭・校庭での空間放射線量の測定を求める請願への取り組みが始まりました。

 

脱原発―地域からエネルギーシフト 放射能から子ども守る

生活者ネットで放射能測定器を購入し、市民とともに公園の測定をしています。

●給食の食材や校庭や園庭での放射能測定を継続する
 請願への取り組みの前に自ら動きだしたお母さんたちは、冷静に学び調べて、本当の意味での風評被害を防ぎ、一方での被害者である農業・漁業者を守るためにも測定をすることが重要だという結論を導き出しました。そして、行政を動かし給食食材の産地公開を請願前に実現しました。
 若い世代の調査力・行動力、そして対立型批判型でない交渉能力には本当に感動しました。子どもを思う気持ちを形にする力がまさに市民力だと感じる出来事でした。その思いに何としても応えたいと、請願の実現に向けて議会の調整役として力を尽くした結果、修正はあったものの全会一致で請願は採択、給食食材と校庭・園庭の放射能測定は今も続いています。
 福島の事故現場では懸命な収束作業が続いていますが、汚染水漏れなど心配な出来事が続き、政府も電力会社も情報公開の面では信用しきれない部分があります。完全に安心できるまで、測定の継続は毎年働きかけていきます。

 ●保養活動や避難者支援を行い、被災地の子どもたちの育ちを応援する

小平市内の幼稚園で遊ぶ福島の子どもたち

 こうした小平の子どもたちへの対応に奔走するいっぽう、頭から離れなかったのは福島の子どもたちのことでした。爆発事故のあったその日、情報が届かず子どもといっしょに水の配給場所で並んで待っていた。知っていたら、子どもに要らない被ばくをさせなくておよかったのに、という福島のお母さんの声も聞きました。
 札幌市にある市民団体は、チェルノブイリの子どもたちを毎年北海道に招待し、体調不良を訴える子供たちの保養に取り組んでいます。短くても同じようなことが小平でもできないだろうか?
 福島市で子どもたちの避難や保養、健康調査に取り組んでいた方に、2011年の7月初頭にお目にかかり、その夏、急ぎの準備でしたが、清里の小平市の保養所を借りて3泊4日の保養をそれぞれが一市民の活動として議員有志と市民で実施しました。
 その後、市内の同じ思いを抱く人たちとの様々な出会いがあり、これまで5回、福島からの子どもたちを招待しています。短い日数であり放射能の影響に対しての効果は実証できませんが、除染が進んでいるとはいえ時間や場所を気にかけず外遊びがまだ難しいときいている福島の子どもたちが、思い切り遊べるように小平の子どもたちと同じように心にかけていきたいと思っています。

★放射能から子どもを守る活動についてこれまでの報告
・公園調査を開始しました⇒

・子どもたちの代弁者として⇒

・放射能から子どもと暮らしを守る⇒