政策18-20 地域で多様な生き方、暮らし方を認め合おう

2015年4月17日 00時12分 | カテゴリー: 人権・多様性, 活動報告

 統一地方選に向けた政策を、これまでの活動や小平の現状と併せて紹介しています。全ての政策はこちら⇒
 グローバル化とは欧米化だけを指すのではなく、アジアの人たちも含め地域で共に暮らしていくことを言うのだと思います。これまでの価値観にこだわらず、人と人がつながり多様性を認めていくことは、大きなところでの平和にもつながっていくもではないでしょうか。偏見や差別をなくすには、まずは生活の中でお互いを知ること。行政だけでなく、市民レベルでもできることを市が後押しし共生のまち小平をつくっていきます。 

まじって暮らす共生のまち 年齢、性別、国籍を超えてつながる

練馬区の光が丘団地のなかで家事代行サービス(株式会社 御用聞き 代表取締役)を展開する古市盛久さん。

空き家の活用で、若者が地域参加しながら住まうことができるシェアハウスをつくる
 若者たちの間でシェアハウスがブームです。生活者ネットワークでは、2000年代の初頭から、高齢者や若者、シングルマザーなどさまざまな人たちがまじって暮らすことを提唱し、江戸川区での高齢者住宅ほっと館に若者が住めるようにする取り組みに着目するほか、もうひとつの住まい方推進協議会⇒  と連携して、住宅施策の提案をするなどしてきました。
 小平市では、高齢化に伴い空き家が増えています。すでに今のお年寄りは子どもが2人きょうだいや一人っ子という世代になっています。近くに住むことができない家族も増えており、こうした空き家の活用には東京都もマッチングに取り組むなどしています。
 小平市は大学が多く、実家を離れて暮らす大学生やカップルなど若者の住宅支援の意味でも、空き家を活用した際は固定資産税の軽減をするなどインセンティブをつける施策をすすめることを提案します。その際、高齢化への対応として、地域での異世代交流を視野に入れ居場所づくりとのタイアップなど「まじって暮らす」を実現していくことがたいせつです。こうした試みは、すでに横浜市や練馬区の団地などで行われており、商店街に交流の場を設けるなど、たとえば小平団地などで実現の可能性があります。
 国立市で生活者ネットワーク市議が取り上げ解決につながった、シェアハウスに男女が住むと事実婚の関係とみなされ児童扶養手当が支給されないという問題が象徴するように、新しい住まい方に役所の発想が追い付いていません。社会資源をうまく活かし、貸すほうも借りるほうもトクになる住宅施策を進めていきます。

●性同一性障がいなど性的マイノリティへの理解をすすめ共に暮らせる地域をつくる

淀川区役所にあったレインボーフラッグを模した貼り紙。多様性の象徴としての6色。

 渋谷区議会では男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例(通称パトナーシップ条例)が成立し、4月1日から施行されています。この条例に基づき、同性のカップルに区が証明書を発行し、区営住宅の申し込み条件がクリアできるようになるほか事業者へも協力を求めるなど、大きな一歩を踏み出しました。大阪府淀川区でもLGBT宣言をし、性的マイノリティを共に暮らす市民として認め合う地域づくりを行っています。
 マイノリティといっても、性同一性障がいほか同性愛者やバイセクシャルの人は20~30人に1人と言われ、クラスに一人はいるということになります。小平・生活者ネットワークでは、思春期にアイデンティティーの問題として悩みが生じることから、まずは学校での教員の理解をと提案し、私も議会質問などでもたびたび取り上げてきました。
 正しい理解をするための講座や、多様性を認め合う人権意識を育むことなど学校教育だけでなく社会教育として大人も学ぶことが大事です。
 自分のアイデンティティーのことや性的嗜好は本来、人に知らせる必要はないものです。しかし、学校や社会生活の中、さらに生きる基本の場である家庭でも自分を偽って生きることの苦しさを当事者の人からお聞きしました。自分とは違うことでも相手を尊重しながら暮らすことのできる地域づくりを、行政だけでなく当事者団体などとも連携しながら進めていきます。 

歴史を正しく知ることも国際交流には重要。生活者ネットワークメンバーと訪れた「女たちの戦争と平和資料館」

●外国人の声を施策に取り入れ多文化共生のまちをつくる
 小平には日本で生まれた在日コリアンの市民も含め、外国籍の方が約4000人います。働くために日本に来た人の中には、日本語が不自由で子どもができたときに、役所の手続きが難しかったり、進学の情報がわからず子どもの学びにつまずきが出るケースなどもあります。市内には留学生の就労支援を行うNPOもあり、国際交流協会との連携で子育てサロンを開いたこともあります。通訳の派遣など、NPOや市民ボランティアの力を活かしてできることはまだまだあります。
 また、一橋大学の留学生の寮もあることから、こうした外国人から意見を聞き、多文化共生としての交流や支援策を行うことを提案していきます。

★多様性についての報告
・性的少数者(セクシャルマイノリティ)にも優しい地域社会を⇒