政策7 一人ひとりの子どもの育ちを支える発達支援センターをつくる

2015年4月7日 23時23分 | カテゴリー: 介護・福祉・医療, 子ども・教育, 活動報告

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 発達障がいは、感覚の統合がうまくいかずコミュニケーションや生活に困難さを抱えること。最近、若者の間で「コミュ障」という言葉が使われているようですが、コミュニケーション障がいの略であるこの状態は、場合によっては発達障がいということもあるかもしれません。
 しかし、これは病気ではなくその人の特性。周囲の理解や小さいころからのトレーニング、環境整備で、生きやすくしていけるものです。日本では約6%の子どもが発達障がいとも言われており、小平市でも健診や保育園や幼稚園・学校での相談・支援、福祉施策としての言語訓練や発達支援のほか、子育て支援施策での相談や早期発見など発達障がいに関する療育と相談事業を数多く行っています。

日野市の発達支援センターの相談室。

 

まじって暮らす共生のまち 子どもは社会が育てる

 

一人ひとりの子どもの育ちを支える発達支援センターをつくる

発達支援センターで健診・相談・療育事業を本人目線でつなぎ合わせる
 必要なのはそれぞれの施策をつなぎ合わせ、本人を真ん中に切れ目のない支援をしていくこと。特に学校に入る前と後では、「子育て」から「教育」へと行政のフィールドが大きく変わるため、縦割りの弊害が出やすい時期です。発達支援センターは、その壁を取り除き当事者目線で事業を行いやすくするために有効な場となります。ハードとしての箱モノをつくるというより、センターとなる場所で子育て・福祉・教育の各担当スタッフが席を共にし、情報共有しながら施策を進めていけるのが大きなメリットです。
 これまで当事者家族の会主催の学習会で清瀬市のセンター運営者のお話を聴いたり、厚生委員会で小金井市や日野市のセンターを視察するなどしてきました。日野市の発達支援センターでは教育委員会が入っていることから学校との連携もしやすく、先生も相談に来るとのことでした。
 小平市内の小学校で、発達障がいの子どもが普通級で学ぶことができるユニバーサルデザインの学校づくりの研究がされたことがありますが、医師や専門家が配置された支援センターと学校が連携すれば、教員の理解も深まり学級運営にも良い影響を与えるのではないでしょうか。

まじって育つことで発達障がいの理解を深める

同センターの療育のための部屋。

 発達障がいの子どもをほかの子と分けて育てるのではなく、「まじって育つ」ようにすることの大きな意味は、本人の自立との関係です。いま、大人の発達障がいがクローズアップされています。先ほどのコミュ障という言葉に表されているようにコミュニケーションの問題で友人関係のみならず、仕事でも支障をきたすことになれば生活、ひいては人生にもかかわってきます。
 発達障がいの人が周りに合わせるということだけでなく、周囲が発達障がいを正しく理解することも同時に進めながら、発達支援センターを拠点に就労支援まで視野に入れた連携ができるようになることが理想です。
 発達支援センターについては、市議会の中でもどの会派も必要性を訴えています。すべての関連事業を一か所にまとめるということではなく、上述のような横断的取り組みが円滑になるセンターを小平にあった形で実現できるよう、当事者や家族の声を聴きながら提案していきます。 

★これまでの発達支援についての報告
・発達支援センターを小平市にも⇒