都政フォーラム「小平のまちづくりと道路計画のこれから」

2014年8月13日 23時09分 | カテゴリー: 活動報告, 環境・まちづくり・行政

 

報告者:左から山内れい子(都議)、日向みさ子、平野ひろみ、岩本ひろ子(各小平市議)

 

 86日、「小平のまちづくりと道路計画のこれから」と題して都政フォーラムを開催しました。3月定例議会で東京都が策定を始めている「東京における都市計画道路の整備方針(仮称)」に関して、策定会議が非公開であることなど情報公開の遅れを指摘しました。

 折りしも、小平市では3年後の都市計画マスタープランの改定に向けて、見直し検討委員会の市民公募が実施中です(85市報にて詳細、締切り95まで)。まちづくりの構想のためには都市計画道路に関する情報が必須であり、市民が意見を出し合い合意形成していくために情報公開は基本中の基本です。

 日本の都市計画は先進国において非常に特殊であり、中でも道路は特別に複雑だという話を専門家から聞いたことがあります(法政大・五十嵐敬喜元法政大学教授)。しかし、だからと言って指を加えて行政が計画を進めていくことを見ていることはできません。まずは小平の道路計画について市民のみなさんと一緒に知り、考えていこうという主旨での企画でした。

小平市内の道路計画を知る

 会は3つの報告から始めました。

  1. 小平市内の道路計画について

    市内の24本の都市計画道路について、地図を参照しながら現状を確認しました。現在

    訴訟中である328号線のほか、計画路線上大部分で動きのない333号線や3420号線や、すでに完成した3421号線などの路線、駅前広場としての整備が予定されている路線など具体的に情報を共有しました。

  2. 都市計画マスタープランと都市計画道路について

     前述のとおり小平市は今年度内に都市計画マスタープランの改定作業に入ります。行政の検討委員会への市民参加もすでに始まっているいっぽう、3月議会に成立した議会基本条例では都市計画マスタープランが新たな議決事件(議会で可決しなければ計画として成立しない)に加わりました。最終的な多数決だけでなく、プロセスでいかに議会が情報を得て計画策定に関与していくか、このことは議会としても重い責任が問われます。小平市が都市計画道路の方針を今の段階でどのように考えているかは重大な問題なのです。

  3. 東京都の都市計画道路の整備方針について

    そこで、東京都の整備方針策定でどのような考えが示され、市がどのような意見をあげているかが問われます。この日、出席した生活者ネットワークの都議会議員・山内れい子からは、都の非公開の姿勢や現段階では都議会にも報告がなく、ネットとしても説明を求めていくとの考えが示されました。

    こうした状況に抗するため、小平・生活者ネットワークでは岩本ひろ子と日向が、一市民として東京都の情報公開条例を使って「都市計画道路の整備方針(仮称)」に関する情報公開請求を行いました。6日のフォーラムでは専門アドバイザー委員や資料目録は公開、策定会議の議事録は一部公開という結果で、内容を見ると公開することは全く問題がなく今後もいっそう公開を求めていくという考えを報告しました。

     

    まちづくりについての市民同士の話し合いを活発に

    参加者からは「どんな計画があるかを知り、本当に必要なのかを市民が考えなければいけないと思う。そのためにも情報は必要、都議や市議に情報を出してもらいたい」「その道路が必要かどうかの基準が明確にあるのか。ないなら、まずその基準をつくるべき」「道路はいらないという意見だけでなく、必要だという声もきくべき」「問題は熟議がなされていないこと」「市民参加といっても形だけ。合意形成の方法を具体的に考えてほしい」など、多くの質問や意見をいただきました。

    今回のようなまちづくりというテーマでの集会が少ないので、また開催してほしいというご意見を複数いただきました。今後も都市計画について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。