佐渡で全国フェミニスト議員連盟サマーセミナー

2014年7月16日 09時50分 | カテゴリー: 子育て支援・女性・男女平等参画, 活動報告

環境保全、平和、脱原発、DV(人権)とテーマは違うが根底にはいのちを見つめる視線が貫かれていた

 7月12,13日と全国フェミニスト議員連盟のサマーセミナーで佐渡を訪れました。海と緑の自然に朱鷺(トキ)が舞う地で、女性の地位向上と平和を願う人たちが集い、有意義な時間を過ごしました。 

地域から考える環境・平和・脱原発
 セミナーは以下のような内容でした。

セミナー1:持続可能な地域と社会
 講師:仲川純子(社団法人佐渡生きもの語り研究所職員)
朱鷺と共生し、先進国で初めて世界農業遺産に登録された佐渡の環境保全型農業への取り組み
セミナー2:「日本海」から北東アジアの平和を考える
講師:江口昌樹(敬和学園大学講師)
アジアの緊張関係と旧ユーゴ民族紛争との共通点、平和構築過程で果たした女性たちの役割
セミナー3:女性が語る原発問題
 講師:桑原三恵(いのち・原発を考える新潟女性の会)
巻原発建設計画の撤回の歴史、柏崎刈羽原発再稼働阻止に向けた課題
特別報告:新潟の女性たちの取り組み
報告者:朝倉安都子(NPO 法人女のスペース・にいがた代表)
 DV被害者支援への取り組みと女性議員を増やす運動のこれまで
クロージング・シンポジウム
各セミナー講師、全国フェミ二スト議員連盟代表、サマーセミナー実行委員長によるパネルディスカッションと大会アピール 

活動する人々、そして朱鷺の姿に感動!

生物が棲む田んぼにするには水の保全も欠かせない

 各セミナーとも充実の内容でしたが、住民投票で原発建設をストップした桑原さんの「原発いらないと言いたいけど言えない―そんなサイレントマジョリティをどう支えるか、という運動だった」という言葉が胸に焼きつきました。折り紙を折ることで自分の気持ちを表現し13万羽の折鶴となった話には感動しました。原発を止めるまで30年以上あきらめず活動を続けた桑原さんの静かな佇まいこそ、闘う女の姿でした。

脱サラをして酒米作りの農家になった佐々木さん

 翌13日はフィールド・トリップ。無農薬・無化学肥料で酒米づくりを行う若き農業者佐々木さんの田んぼで話をきいていたそのとき、青い空に一羽の朱鷺が舞いました。歓声をあげる一行の頭の上を、朱鷺は3回行ったり来たりと舞い、まさにトキ色の羽を覗かせました。農業者たちが朱鷺の来る田んぼ、生物が棲む田んぼづくりを行うことで佐渡全体の生態系が保たれ、環境保全が実現する――セミナーでの仲川さんのお話を確かめる現地見学でした。そのあとは、佐渡の地質から大地の歴史を知るジオツアー。

佐々木さんプロデュースの日本酒「拓」

 全国の多くの女性議員との交流と学びの中で、自然環境と平和を守るために今小平ですべきことを再確認し帰路に着きました。