よそ者・若者・ばか者がまちを活性化

2014年6月2日 21時29分 | カテゴリー: はたらく, 活動報告, 環境・まちづくり・行政

大学(嘉悦) 嘉悦大学と文化学園大学が共同で作成したインタビュー付ポスター「僕らの出会ったコダイライフ」。

◆世界的社会企業家の名言
 かつて会派の視察で徳島県上勝町を訪れたとき、「まちのよさを発見し活性化するのは、よそ者・若者・ばか者です」という言葉を聞きました。とても思い当たるその言葉を発したのはニューズウィーク誌で「世界を変える社会起業家100人」にも選ばれたことのある横石知二さん。葉っぱビジネスで映画にもなった株式会社いろどりの社長です。
 小平でも、まさにこの「よそ者・若者・ばか者」の力が期待される取り組みに関するイベントが2つ行われました。

白梅大学の「世代間交流による居場所づくり支援」の報告。

◆若者の力を活かそう
 ひとつめは、5月30日(土)に開催された「小平市内の大学学生による『まちで楽しむ』Secound Stage」。市内の6つの大学連携である<こだいらブルーベリーリーグ>の学生たちが行っている地域活動を学生たち自身が発表する場です。小平ロータリークラブ主催でルネこだいらレセプションホールで行われました。市内で開かれているコミュニティサロンの支援や市の特産品であるブルーベリーを使った商品開発、市内の子どもたちとのアートを通した交流など、若者の視点で活動が広がっていることがよくわかりました。
 印象的だったのは、うまくいかない点の分析を行い課題解決のために考え実践して成果を出したことの具体的な報告です。失敗から学ぶことはとても重要です。学生時代に地域の実際の人間関係の中で失敗の経験を通して若者が成長していける、そんな余裕こそが活力ある社会をつくっていく気がしました。

◆小平のよさをおすそわけ

西川りゅうじんさんの基調講演。

 翌31日はブルーベリーリーグにも参加している嘉悦大学のホールで、小平市観光まちづくりシンポジウムが開かれました。マーケティングコンサルタントの西川りゅうじんさんの基調講演でも若者の力のことに触れられていましたし、タブーを破る=既成概念に捉われないでやってみる、ということもおっしゃっていて、そのことはまさにばか者に当てはまるのでしょう。
 西川さんの言うように、小平市はわざわざ観光のためのまちづくりをするというのではなく、住んでいる人がよいと思っている社会資源を他のまちの人にもよいと思ってもらう、そういう発想で進めていくのがよいのだと私も思います。12月議会での一般質問で、市のつくった観光まちづくり振興プランについて、「おもてなし」も大事だが小平の観光は「おすそわけ」ではないかと発言しましたが、ますますその思いを強めています。

観光まちづくり大使になった女流棋士の上田初美さん。小平市出身です。

 小平に住む私たちがすてきだと思っている玉川上水・野火止用水などグリーンロードや樹林の緑、地場野菜やブルーベリー、のんびりとした景観や雰囲気、そうしたものを「都会から一番近いプチ田舎」として、多くの人に「お・す・そ・わ・け」できればと思います。それはきっと小平にも元気を与えてくれるでしょう。