性的少数者(セクシャルマイノリティ)にも優しい地域社会を

2014年4月8日 22時57分 | カテゴリー: 人権・多様性, 活動報告

区役所の玄関横にはLGBTの人々の尊厳と活動を象徴するレインボーフラッグが

●多様性についての大阪視察
 3月17、18日と生活者ネットワークの会派視察に行ってきました。岩本ひろ子、平野ひろみとともに虹とひかりの村松さんもいっしょです。
 視察先は3か所、いずれも大阪府で箕面市では生活困窮者自立促進モデル事業、豊中市は社会福祉協議会のパーソナルサポート事業、そして大阪市淀川区ではLGBT(性的少数者)支援宣言についてお話を聞きました。

●全国初の行政による性的マイノリティ支援
 淀川区が行っているLGBT支援は行政としては全国で初めての試みで、18日はこの政策を提案した榊区長自ら訪問に応じてくださいました。LGBTとは、L=レズビアン(女性同性愛者)、G=ゲイ(男性同性愛者)、B=バイセクシュアル(両性愛者)、T=トランスジェンダー(心と体の性が一致しない人)の頭文字で、性的少数者の総称です。
 いまだに偏見や誤解の多いLGBTへのまなざしですが、榊区長は2013年3月に自ら同性愛者であると公言している大阪神戸アメリカ領事リネハン氏と出会い、LGBTは人権問題であることを認識、多様な人々がいきいきと暮らせるまちこそ活気のあるまち、とLGBT支援宣言に至りました。

●偏見をなくす啓発活動は生活者ネットの政策
 LGBTは人口の5%と言われ20人に1人という高い割合でいるものの、社会の偏見からそのことを言えなかったり、思春期にそのことに気づき悩み苦しんで、場合によっては自殺にいたるケースもあります。小平・生活者ネットワークでは、かつて元大阪府議会議員で後に国会議員にもなった尾辻かな子さんを講師に招き、セクシャル・マイノリティについて知る場をつくるなど多様性を認め合う社会づくりを進めてきました。2011年の党一地方選挙の政策にも「多様な人が地域でともに暮らせるまちをつくる」というカテゴリーで「性同一性障がいなど性的マイノリティへの偏見をなくす」という項目を入れています。⇒ホームページはこちら 

●電話相談などLGBT支援に373万円の予算
 視察では担当者(政策企画課)や区長が、当事者の方々との出会いを通じて気づいていったことや、欧米ではダイバシティ(多様性)の尊重こそがまちや企業を活性化させるという考え方が主流になっていることなどを熱く語っていただきました。また、区報で特集号を組むなど積極的な施策展開を知り非常に刺激を受けました。
 淀川区では職員研修や地域向け講演会や企業への啓発など具体的な施策を行い、2014年度は電話相談や当事者の居場所づくりなど373万円の予算をつけています。非常に先駆的な注目の施策です。

区長室にもレインボーフラッグが置かれている。榊区長とともに

 

 

◆淀川区『LGBT支援宣言』!◆
 淀川区では、多様な方々がいきいきと暮らせるまちの実現のため、LGBT(性的マイノリティ)の方々の人権を尊重します!

 そのためには・・・

 

 ◆LGBTに関する職員人権研修を行います!

 ◆LGBTに関する正しい情報を発信します!

 ◆LGBTの方々の活動に対し支援等を行います!

 ◆LGBTの方々の声(相談)を聴きます!

 淀川区ホームページはこちら⇒