DVやデートDVの防止を

2011年2月27日 00時06分 | カテゴリー: 人権・多様性, 子育て支援・女性・男女平等参画, 活動報告

3月27日まで内閣府で無料電話相談を実施中!

●【政策紹介⑫】中学・高校・大学などと連携してDV防止教育を実施する
 ドメスティック・バイオレンス=DVという言葉を聴いたことがあるでしょうか。親密な男女間の暴力のことで「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(DV防止法)では結婚または内縁関係にあるカップルが対象ですが、広義では10代を含む恋人同士の間で起こる暴力も対象になります。この恋人間の暴力をデートDVと呼びます。(写真は東京都が作成している「デートDVってなんだろう」のカード)
 「夫婦喧嘩は犬も食わない」ということわざがあるように、2001年にDV防止法ができるまではDVは個人の問題とされ、被害者の相談や救済、自立支援へ行政は手を差し伸べてきませんでした。
 しかし、2009年の警察庁統計から配偶者からの暴力事案の認知件数は27,638件。暴力は女性から男性へのものもありますが、統計数値は女性の被害割合が98.2%という現実があります。そしてこの数字は氷山の一角です。多くの被害者は声を出せず、経済的理由からがまんを強いられている女性も多くいます。
小平市でも、2005年の「男女平等に関する市民意識・実態調査」で配偶者からの暴力(身体的暴力・暴言や無視などの精神的暴力・性的暴力)を受けたことがある人のうち、立ち上がれなくなるまでひどい暴力を振るわれた経験がある人が2.1%もいます。プライバシーや被害者の安全にも関わるデリケートな問題なので詳しくはいえませが、私も実際にDVが身近な問題であることを議員になる前から感じています。
この4年の間、女性への暴力の問題はたびたび取り上げてきましたが、女性の立場として議会で代弁する責任があると感じています。今議会では「ドメスティック・バイオレンスの防止と被害者の支援について」ということで一般質問をしました。通告書はこちら⇒

 DVは女性よりも男性のほうが優位になるという間違った価値観からきている面もあり、
ジェンダー(社会的性差)が関わる問題です。それは、配偶者や恋人に暴力を振るう人が、
同じように職場の上司や部下に対して暴力で課題解決をしているわけではないということ
からもわかります。
 よく事件の報道で被害者が逃げないことを指摘されますが、それも暴力を受け続けることで無気力・服従の感情に支配されることを、私も精神科のお医者さんから聞いています。DVへの誤解や偏見をなくし、被害者が声を出しやすくしていくことも救済策のひとつです。政策ではDV予防として10代から男子女子がともにDVについて人権教育として学ぶことを提案します。
 一般質問では、市の青少年男女平等推進課の出前講座を活用して市内中学校で学ぶことを提案し、担任や養護教諭、PTAから要望があれば可能だという答弁を市・教育委員会いずれからももらいました。
 いま内閣府男女共同参画局でもDVや性暴力の無料相談を3月27日まで実施中です。
番号はフリーダイヤル:0120-941-826 ホームページはこちら⇒ 

また岡山県ではNPO法人が行政の協力も得ながら若い世代向けのデートDVのサイトを開いています こちら⇒
 また、全国シェルターネットでも女性への暴力根絶のためのパープルラジオというインターネットラジオのサイトを開設しています。ここには民間の大手企業が協賛しています。 こちら⇒
 DVやデートDVをみんなの問題として考え、誰かにがまんを強いる社会ではなく、女性も男性も自分らしく生きられる社会をつくりたいと思います。