【政策紹介⑦】まちづくり条例を活かし市民参加のまちづくりを支援する

2011年2月19日 10時26分 | カテゴリー: 環境・まちづくり・行政

住みごこちのよいまちをつくる その2

 昨日は朝の雨が上がった後はすごい風でした。家から上水新町のあたりを行き来していたのですが、玉川上水の木々がゴーゴーと音を立ててまるで空全体が騒いでいるようでした。止めてある自転車が倒れたり、どこからか飛んできたごみの入った袋が道路の真ん中に転がっていたりと、まちも大騒動な感じ。ごみの中身は燃えないごみで小平西部の金曜日の収集と違う、ってことは国分寺市の? と思い、道路1本隔てた国分寺側の集積所に片付けてみたけどよかったのかな?

●対話型のまちづくりをすすめよう
 さて、まちにはよさだけでなく課題もあります。その課題を解決し、よい部分を残していくには住んでいる人たちの合意に基づきルールをつくっていく必要があります。たとえば、どんどん開発が無計画にすすめば、町並みはどういうふうに変わっていくかわかりません。
 小平・生活者ネットワークはこれまで開発をコントロールするしくみづくりを提案し、2004年には開発に関わる条例ができました(開発事業における手続き及び基準等に関する条例)。これにより5000㎡を超える開発は届出が必要になり、問題があれば市が指導・勧告ができるなどのルールができました。
 さらに、昨年には提案型市民等まちづくり条例ができ、市民のまちづくりを市が支援するためのしくみが整いました。これは地域での課題を解決しよう、自分たちが思い描くまちづくりをしようという賛同者が集まって5人以上で地区まちづくり準備会を設立、市は情報提供やアドバイザー派遣、活動費用の助成などの支援しながら、会を地区まちづくり協議会(10人以上)にステップアップし最終的には地区まちづくり計画や地区まちづくりルールをつくり、自分たちのまちをつくっていこうというものです(ほかにも条件がいくつかあります)。
 こう書くとちょっと難しい感じもしますが、全国での事例を見ると実際には市民が集まりあれこれと話し合いながら、イベントや講演会を開いたり通信を発行したりして情報共有をするなかで、じっくりと時間をかけてルールづくりをするもので、楽しくまちづくりができる可能性を感じます。
 つまり、提案型市民等まちづくり条例ができたことで、ルールづくりをしながら新たなコミュニティが再生することも期待できるのです。条例の活用によって、建物の用途や高さの制限=ゆったりとし低層の町並みを守る、店舗前のスペース確保や建物の色調の統一=魅力ある商店街の再生など「住み続けたい小平」をつくりだすことはもちろん、人と人をつなぐソフトとしてのコミュニティが生まれてくることの成果が大きいのかもしれません。この条例を活用して、活気ある対話型のまちづくりをすすめることを提案します。
(写真は、昨年3月に行われた学園坂下商店街のストリートギャラリーのフラッグ*まちづくり条例とは直接関係はありません)