【政策紹介⑤】中学生・高校生の議会傍聴をすすめる

2011年2月10日 22時30分 | カテゴリー: 活動報告

大事なことは市民が決める その5

 2月5日は市内の大学を会場に行われたソーシャル・キャピタル(社会的資本)をテーマにしたワークショップに参加しました。ちょっと難しそうですが、内容は地域で活かせる人や活動も資源と考え自分に何ができるか考えよう!というもの。人と人のつながりを大切に思う人が性別年令問わずこんなにもいるんだと元気が出る集まりでした(写真はワールド・カフェといわれるワークショップの手法でこの日使われたアイテムの一部)。翌6日はこだいら市民駅伝(写真下、ちなみに走者は筆者及び生活者ネットワークとは無関係です)を応援の後、会派生活者ネットワークとして議会報告会を中央公民館で開催。報告だけでなく参加した市民の方から多くの意見をいただきました。7日は予算説明の全員協議会でその後二日ほど風邪で熱を出しダウンしていました。

 駅伝には多くの市民が参加応援していましたが、それに比べると残念ながら議会報告会の参加者は少数。たしかに駅伝のほうが面白いとは思いますが、それにしても政治への関心のなさは自分たちの生活へのつながっている感が薄いからという理由もあると思います。
 もちろん、政治への不信感があまりにも大きく政治に期待や希望が持てないということは大きく、その不信感を払拭したいと生活者ネットワークは「ふつうの人を議会へ」送り出すことで民主主義の層を厚くしようと日々活動しているわけです。
 ここ10数年のあいだにおきているようなワンフレーズ型のメッセージや対話を選ばない強行的なリーダー像によって政治への関心が強まるのは、無関心よりはよいとは思いますが、同時にとても危ういものも感じます。
 スウェーデンでは、総選挙の前に選挙権を持たない子どもにもわかる政党パンフレットが作成され模擬選挙が行われるという話を聞いたことがあります。同時に子どもが関係する施策やまちづくりには子どもの声を聞く場が用意され、行政もできないことはきちんと説明(予算的なことも含めて)、意見が施策に活かされることもあるのだとか……政治の歴史的経過や文化が異なる日本で同じことをいま実施すべきとは言いませんが、政治を子どもに教えるのは何か悪いことのように捉えられがちな現状から考えると天と地のような差です。
 子どもたちに社会科や政治経済で教えられる民主主義のしくみを単なる「暗記すべき知識」として終わらせるのでなく、テレビの中だけでなく実際に自分の住むまちで動いている生活に結びついたルール、と体感できるような政治教育が必要ではないでしょうか。百聞は一見にしかず、中・高生には充分に物事を判断する能力が育っています。市立の中学や市内にある高校の子どもたちに議会を傍聴する機会を設けようというのが政策です。
 子どもたちが見るに耐えるような議会、そしてわかりやすい議会——想像しただけでこちら側も襟を正し身が引き締まる思いです。