【政策紹介②】予算の編成過程を明らかにする

2011年2月3日 08時05分 | カテゴリー: 活動報告

大事なことは市民が決める その2

 今日は生活文教委員会があり、生活者ネットワークを含む3人の議員から提案した小平市地球温暖化対策条例の審査が行われました。国会だけでなく地方議会も立法機関ですが、議員提案の条例は全国的にほとんどないと言っていいのが現状です。今日の審査は継続審査となり、次回は3月9日の委員会で議論されます。
 さて、政策の紹介の二つ目は予算編成過程の公開です。いま、まさに2012年度予算の編成が行われており、7日には全員協議会で概要の説明、3月議会が始まり会期中の3月1日から4日まで予算特別委員会が開かれます。経済状況や高齢化の影響で、来年度の市民税歳入も減が予想されており、限られた財源をどう有効に使うかが市民生活にとって重要です。
(写真は昨年10月に撮影した小川西町の無料駐輪場。駅から徒歩10〜15分と遠いがこの混雑。やはり無料の駐輪場も必要なのでは?)
 人件費、扶助費、公債費など毎年決まって出て行く経費の割合である経常収支比率は96.3%(2008年度決算)、96.7%(2009年度決算)と推移し、2010年度見込みが99.6%という状況に小平市はあります。こういった財政状況は全国的なもので、だからこそ行財政改革が叫ばれています。もちろん、無駄な経費をカットしていくことは大切ですが、コスト論だけに目が奪われ市民にとって必要な事業がなくなってしまったり、無理なコストカットで行政サービスの質が低下し別のところで新たな社会的コストが発生してしまっては意味がありません。
 予算は、お金を使わないようにすることだけをチェックするのでなく、税金をどう使って市民が暮らしやすい魅力あるまちにするかがポイントです。
 いま現在は各部局が財務部に要求した事業の予算を査定し積み上げていって、調整した結果が予算となり議会に上程されていますが、どんな事業が予算要求に出され、どのような検討結果のもと採用されたりされなかったりしたのか、そのプロセスを情報公開していこうというのが政策です。このことで、事業予算という最も明確な形での市政の方向性を見える化し、市民自治の基盤を強化することができます。
 例えば、千葉県の我孫子市では予算の編成状況を公開し意見公募(パブリックコメント)を行っています。このことで、行政が予算についての説明責任を果たすと同時に、市民の側も予算について全体を見据えた責任ある提案をしていくことが求められ、日頃からの行政情報の公開性がさらに高まることが期待されます。
 この政策は生活者ネットワークではかねてより提案してきました。昨年から要求額と予算額の数値が公開され、今年からは大まかな事業ごとの予算要求額と追加要求額、財務部査定後の金額と予算案(この部分は今日現在は未公開)が公開されるようになり、さらに前進しました。しかし、まだ増減や追加の理由がなく市民にとっては情報不足です。例えば追加要求には議会費として1億3000万円余りが掲載されています。これは議員年金廃止に伴う一時的な負担金の増です。生活者ネットワークは、これまで議員年金については廃止をし年金の一元化と合わせて議論すべきと主張しており廃止には賛成ですが、まだ国会では法案が成立していません。この追加要求については注意深く予算案の数字確定を見守りたいと思います。