学童クラブ条例改正を子どもにとってよりよい保育を考える機会に

2010年7月21日 01時35分 | カテゴリー: 活動報告

 暑い毎日が続いています。7月に入り、本来ならすぐに6月議会報告の朝駅頭をするところですが、今回は11日に参議院議員選挙があったために来週から市内の各駅で行う予定です。
 選挙といえば、参院選の結果ねじれ国会となり昨年誕生した政権がめざす「コンクリートから人へ」の政策実現が気になるところです。確かにこの1年課題はありましたが、長年培われた政治構造の膿を出し切るには時間がかかることは間違いありません。少子化・超高齢社会という自明の難問を解決するには、昔のやり方に戻すのでなく新しい発想に転換することと国民目線の対話が必要です。政局争いでなく建設的な議論を望みます。

 さて、6月の小平市議会では学童クラブ条例の改正が議論となりました。学童クラブは、保護者が働いている子どもの放課後の居場所で、小平では市内19の小学校すべての敷地内に設置されています。(写真はいずれも市内小学校の学童クラブ室の様子)
 今回の条例改正は学園東小学校へのクラブ増設と、民間事業者の運営を可能にする指定管理者制度を導入し学園東小と六小を対象にするという内容です。学童クラブの民営化についてはこの間話題は出ていたものの実現化は大変急な話であり、子どもの育ちに関わる重要な問題なので生活者ネットワークとしても担当部署への聞き取りや申し入れを繰り返しながら内部で議論を重ねました。
 私自身も学童クラブに子どもを預け仕事を続けてきた経験があります。保育園や学童クラブを含めさまざまな子育て支援や近隣の助けがあってこそ、仕事を続けることができたと実感している立場から、議会に入ってからも学童クラブの問題は常に関心を持ち、保護者の会が毎年行ってくれる学童クラブの訪問にも欠かさず参加してきました。(報告はこちら⇒ 
 今回も学童クラブに子どもを預ける保護者からいろいろなところで話を聞き、かつての当事者として、保護者そして何より子どもたちにとってよりよい形となるよう決着することを求め、会派としても悩みぬいた末賛成する結論を出しました。
 指定管理者制度導入は都型学童クラブの制度を利用して、夜7時まで開所し民間の運営にしようというものです。帰宅が遅くなることは本来子どもにとって負担であり、子育て世代は早く帰ることができるような職場環境の整備が必須です。しかし、この雇用状況の中では帰れない保護者がいるのも事実で、子どもが1人で待つことを考えると受け皿が必要です。実際私はどうしても6時までに両親が帰れない日には、NPO法人の子育て支援を利用して家での保育をお願いしていた身でもあります。
 今回の都型学童クラブ導入の話は、たしかにあまりにも突然で保護者の不安も大きく、その経緯には行政に大きく反省を促したいと思います。しかし、いっぽうで今ある学童クラブをよりよくするチャンスでもあると捉えています。そこで、①不安を解決するためのていねいな話し合いの場をつくること、②学校内に直営と民営があることで保育に差が生まれないような運営の協議の場をつくること、③今後学童クラブ全体の運営のガイドラインを作ること、④事業者の選定について子どもの生活を保障するため厳しい条件を保護者と協議し精査すること、を条件に条例改正に賛成しました。
 (詳しい賛成討論はホームページをご覧ください)
賛成討論はこちら⇒