性暴力を許さない地域社会を!

2010年6月3日 08時07分 | カテゴリー: 人権・多様性, 子育て支援・女性・男女平等参画

6月議会の一般質問

 性暴力被害はとてもデリケートな事柄のため、問題が社会化しずらくそのことが被害者支援や防止の対策を遅らせてきました。このことはずっと気になっており、また小平にも無関係なことではないため、議会で質問したいと去年から考えていましたが、この6月議会で一般質問をすることにしました。
 ちょうど5月30日、東京ウィメンズプラザで「性暴力被害者支援——その発展と継続」という公開講座があり参加しました。パネリストはカナダで支援や防止施策に関わってきた医師のリズ・ワイノットさんとカウンセラーのリンダ・ジンガロさん、そて弁護士の角田由紀子さん、主催は女性の安全と健康のための支援教育センターです。ワイノットさんの「川でおぼれている赤ちゃん(性暴力被害者)を救うことに必死になってきた。それも大事だけれど、上流で赤ちゃんを川に放り込んでいるのが誰なのか、それを考えない限り問題は解決しない」という内容の言葉が印象的でした。

 一般質問の通告書は以下の通りです。

質問件名 性暴力を許さない地域社会を
質問要旨
 性暴力の防止と被害者支援は社会全体の問題ですが、被害者個人の問題として捉えられがちなゆえに、人権侵害を解決する対策も進まず偏見もなくなっていません。
 2009年3月発表の内閣府男女共同参画局の調査によっても、決して少なくない被害者の数が推測されます。小平市もまたこの現実のなかにあることを直視し、性暴力を許さない社会を地域の中でつくり上げていくために以下の質問をします。
① 性暴力の相談を受ける可能性のある女性相談や法律相談等における専門研修とスキルアップは充分か。
② DVや子ども虐待など家庭内での性暴力に関して、児童相談所や警察とどのように連携をとり、支援者につなげているか。
③ 性暴力の摘発や被害者支援には医療的ケアが必要だが、昭和病院にできる予定の女性外来との連携・協力を考えてはどうか。
④ スクールカウンセラーに対して子どもの性暴力被害の発見と支援のための専門研修とスキルアップは行われているか。
⑤ 予防となる人権教育としての性教育が不足しているのではないかと考えるが教育委員会の認識は。
上記のとおり、小平市議会会議規則第57条第2項により通告します。