3月議会が終わりました

2010年3月29日 21時08分 | カテゴリー: 活動報告, 議会・議会改革

◆一般会計予算が成立
 3月24日は3月定例議会最終日でした。3月議会では2010年度予算が一般会計・特別会計それぞれ特別委員会で審査されましたが、一般会計、老人保健保険・後期高齢者医療・介護保険事業・下水道事業特別会計が可決しました。
 一般会計予算は、一昨年秋からの景気低迷による影響で市民税収入が11億7300万円落ち込みシビアな状況ですが、予算規模は約541億円で前年度より膨らんでいます。これは児童・子ども手当てや障害者給付費・生活保護費等の扶助費の増加など制度上の変化や不況による自然増が主な要因です。子ども手当分は全額国から来るとはいえ、国民健康保険や後期高齢者医療への繰出金の増加も加わり、扶助費の増加は市財政を圧迫していますが、このような民生費は市民の生活や命に直接関わるものでおろそかにはできません。
 市民に必要なサービスを提供するために、財政調整基金の取り崩し11億2000万円、臨時財政対策債の借り入れ21億4100万円が歳入に当てられ財政運営として厳しい局面にあることは否めませんが、市債は元本の償還が進み合計残高は減少しており、基金についても長引く景気の落ち込みやデフレ、雇用状況の改善の兆しの無さなど明るい要因のない今こそ活用が必要です。
新規事業は市民活動支援センター開設、鷹の台駅のバリアフリー化、生ごみ資源化モデル事業、小・学校図書館協力員の配置、小規模多機能型居宅介護事業所整備など28事業です。生活者ネットワークは一般会計予算に賛成しました。詳しい賛成理由は討論をお読みください。

※小平市議会では会派の賛否が分かれたときに「討論」を行います。日常で使う討論は意見を戦わせることですが、議会用語としては賛成・反対の理由を説明し意見表明する一方向的なものです。議会にはこのような市民感覚と違う「業界用語」がときどきあります。

 生活者ネットワークの一般会計賛成討論はこちら

◆国民健康保険について
 今回の議会で紛糾したのは国民健康保険税の改定についてでした。国民健康保険会計は大変厳しい財政状況で、保険税や国の負担金だけでは運営が不可能なため毎年市の一般会計からも繰り入れを行っています。2010年度は07年度の過大交付の清算も含め今後3年間で約15億円の不足が見込まれ、保険税値上げの提案がありました。
 私もこの15年間ほどずっと国民健康保険加入者ですが、負担感が重くましてこの経済状況の中では市民生活に大きな影響を及ぼすことは実感として理解できます。生活者ネットワークとしても当初市が提示した税率ではとても賛成できないと要望や提案をしていましたが、国保会計と同様に厳しい一般会計からの繰り入れる金額をどこまで増やせるか、どう折り合いをどうつけるか判断に苦しみました。(初日の提案は繰入金約21億7000万円)
 今議会では国民健康保険会計の予算は否決、条例改正は当初の税率よりさらに下がったものが最終日に提案され可決ということで、暫定予算でスタートしています。生活者ネットワークは予算、条例改正ともに賛成しましたが、国民健康保険は医療制度として抜本的見直しをしなければ立ちいかない状況にあると強く思っています。詳しい数字や指摘した問題点などは討論をお読みください。

国民健康保険に関する賛成討論はこちら