明日から予算特別委員会——国民健康保険のこと

2010年3月1日 10時25分 | カテゴリー: 介護・福祉・医療, 議会・議会改革

 明日から2010年度(平成22)年度の予算特別委員会の審査が始まります。小平市の財政状況は2月18日のホームページでご報告したとおりです。今日はこれまで少しずつ触れてきましたが、国民健康保険のことを書こうと思います。
 市の会計は一般会計と特別会計に分かれています。一般会計は市民税や国や都からくるお金などをさまざまな施策に使う出し入れ、特別会計はその出し入れと別にお金を管理するもので、小平市には現在国民健康保険、老人健康保険、後期高齢者健康保険、介護保険、下水道の5つの特別会計があります。
 このうち国民健康保険特別会計が今後大幅な歳入不足(つまり赤字)になる見込みです。国民健康保険は加入者が支払う保険税(保険料)と一般会計から市が負担する繰入金によって運営されています。保険料が変更になるときには必ず国民健康保険運営協議会に諮問されますが、今回諮問された保険税改正の数字は11.6%という大幅な値上げで、この景気情勢のなか市民生活への影響は非常に大きくとても賛同できるものではありませんでした。審議会での答申も特に低所得者層へも配慮した激変緩和の措置を講ずることが明記されたことから、市はその後8%台の税率改正を提示しましたが、今回の改正は法改正によって軽減措置をとることができる低所得層の幅が大きく広がってはいるとはいえ、それでもまだ所得層によっては生活を直撃する大きな問題であることから生活者ネットワークとしてはさらなる配慮が必要と判断し、議会の生活者ネット含む3会派で市民の負担をより軽減することを求める要望書を提出したことはお知らせしたとおりです
 明日からの予算審査は一般会計の審査では国民健康保険に繰り出される繰出金、特別会計では国民健康保険全体の会計が審査されます。市からの提案は、その後一般会計からの繰出金が増額され保険税の改定が5.8%にまで下がりました。
 少子高齢化と景気低迷のなか、あわせて市財政の現状も市民生活につながっていくことも考え、市民にとって最もよい選択は何か慎重に見極め、ていねいな議論をしていきたいと考えています。