12月議会——自治基本条例と議会改革のこと

2009年12月23日 23時43分 | カテゴリー: 活動報告

見事に色づいた小平団地のイチョウ
見事に色づいた小平団地のイチョウ
自治基本条例が可決しました 
 12月21日、12月議会の最終日を迎えました。この日の最初の議案は小平市自治基本条例で、去る14日に自治基本条例特別委員会で賛成多数で原案が可決されたものです。生活者ネットワークは、市民自治を進めるために情報公開と市民参加を提案し続けてきました。分権の時代において市民活動や市民事業が活発となる中、自治基本条例は市民が主体的に小平のまちを考えていくことを支える大きな基盤になるものです。
 特別委員会の審査は19回約1年半にも及びました。自治基本条例を必ずしも必要とは考えていない会派もいる中、生活者ネットワークとしては条例案に対してはストレートに質問や意見を述べながら、最終的にどのような選択をし結論を出すのが市民にとってベストなのか考えてきました。
 その経緯やネットの考え方は、当初から委員として発言を続けてきた苗村洋子が行った賛成討論に詳しく述べています。
生活者ネットワークの自治基本条例賛成討論はこちら
 自治基本条例の成立は当然のことながらゴールではなくスタートです。挙手をし成立した瞬間は身の引き締まる思いでした。

議会改革調査特別委員会が設置されました 
 この間自治基本条例の議論と並行して、一般質問の一問一答方式の採用や議会インターネット中継の実施を求める請願が出るなど、市民にわかりやすい議会を求める動きがありました。また、議会としても市民に見える形での議会改革の必要性が問われ、この12月議会で正式に議会改革調査特別委員会が設置されることが決まりました。
 議会運営委員会では、ちょうど時期を同じくして「議会改革の一環として市民アンケート調査と市民報告会の実施を求めることについて」という請願が出されました。生活者ネットワークは、かねてより議会を市民にわかりやすく開かれたものにするために議会改革の必要性を訴えており、市民の声を聞き意見交換するいうことに対してはもちろん賛成するものです。
 しかし、この請願については、2011年4月の市議会議員選挙までにアンケートと報告・意見交換会を行うとなっていて予算計上などスケジュール上の困難さがありました。また、参考として提示された多摩市のアンケートから読み取れる“市民から見て議会がよくわからない”という事実は小平の議会としてもすでに痛感していることです。そのために各議員や会派で努力をしていますが、議会全体として何ができるかは議会側が主体的に考えていかなければならないことであり、そのことを考えるために前述の議会改革調査特別委員会が設置されたのです。
 ということで、アンケートという手法だけに縛られず市民とコミュニケーションをとりながら議会改革を進めていくために請願には賛成をしませんでした。市民の声を聞くことは否定するものではないことは、筆頭紹介議員に請願者にていねいに伝えてほしいと依頼したところです。請願討論はこちら
 議会改革を成功させるために必要なことは議会全体の合意を得ながら進むこと、そして市民に見える形で進行することです。これから始まる調査特別委員会は傍聴もできます。議会は市民の代理であり、まず何よりも議会全体が市民の信頼を得なければ2元代表制も機能していきません。議会改革調査特別委員会には生活者ネットワークから私が委員として参加することになりました。議会の情報をわかりやすく、そして正しくお知らせをするよう努力したいと思います。