自治基本条例特別委員会を傍聴して

2009年11月28日 23時40分 | カテゴリー: 活動報告

 11月20日、第18回目の自治基本条例特別委員会が開かれ、私は委員ではないので傍聴席で聴いていました。前回までに条例全体についての質疑と章ごとに条文に沿った審査が行われ、この日は会派ごとに市長への総括質疑が行われました。ふつう、総括質疑というと読んで字のごとく全体的な視点で条例そのものについての会派の見解や意見をもとにいくつかの質問をしいてきます。これまでの約2年半の議会の経験の中で聴いてきた予算・決算特別委員会での総括質疑もそうでした。
 ところが、今回ある会派は50項目にもわたる詳細な質問をしました。「これは総括質疑というのかなあ?」と思いながら聴いていたところ、その後、その会派から50か所を超える条文変更の修正案が出されました。修正案からは、自治とまちづくりの方向をどのようなものと考えているかを推測はできるものの、私には本意が読み取れず聴いていて戸惑いました。
 自治基本条例は、これからの小平のまちづくりを市民が自ら築き上げていくための元となる条例です。条例案は公募による市民によって作られました。160回以上もの会議を経て、さまざまな意見が出るなか「なるべく多数決でなく話し合いによる合意形成を」ということで原案が作られ、その後の行政との話し合いも進められてきました。
 議会の中にも同じようにさまざまな意見があるなか、小平のまちをよりよくしてこうという市民の思いに議会がどこまで応えられるのか、対立でなく合意形成の道を模索していかなければならないのだと思います。この日は、継続審査として別の日に修正案の質疑を求める意見と、委員会を閉会せず予定時間を延長して質疑・採決すべきという意見が出る中、議会内が合意していける方向性を次回委員会(12月14日)までに委員長・副委員長から示すということで一致し終わりましたが、生活者ネットワークは会派のなかでも真剣な話し合いを続けています。

委員会での生活者ネットワークの総括質疑はこちら(質問者である苗村洋子のホームページへ)