定額給付金のこと

2009年4月21日 23時34分 | カテゴリー: 環境・まちづくり・行政

 みなさん、定額給付金の申請書を返送したでしょうか? 3月議会の最終日、3月23日に給付金の補正予算が議会に提出され、可決した後、世帯主宛に申請書類が発送されました。すでに、手続きを済ませ給付金が振り込まれるのを待っている方も多いことでしょう。
 2月24日に事務費が上程された際は、国会での関連法案が成立していないため会派として反対をしましたが、その後、関連法案が成立。景気対策としてはより効果的な使い方があるという考えは変わりませんが、自治事務とはいえ自治体での独自の使い方ができるわけではなく、給付が決まったことを踏まえ、市民個々人が不利益をこうむることのないよう、事務手続きを丁寧に慎重に行うことを要望し、賛成をしました。
 このときの質疑で、DV被害者への給付について複数の議員から質問が出ました。私も質問をしました。定額給付金は世帯単位での給付となるため、書類は世帯主に届きます。振り込みも世帯単位になるため、DVにより別の場所に避難している人がいた場合、子どもの分も含めて被害者本人へは給付金が行かないことが想定されます。
 このことは以前から課題として指摘をされていましたが、自治体からの国への問い合わせに対しては、住民基本台帳に基づいて手続きを進めるようにとの返答で、特別な配慮はしない方針であることが答弁からわかりました。
 対象者総体から見ると、該当者は少数です。だから、そこだけに配慮はできないという考えなのでしょうが、いっぽうで少数だからこそ対応が可能という考え方もできます。政府や自治体の対応がない中、当事者が自ら、世帯主への一括支給の差し止めを求める仮処分を裁判所に申し立てる動きも出てきました。
 小平市としてできることがないかも含めて、この問題については今後も働きかけをしていくつもりです。

 定額給付金の書類は申請書のほか、通帳かキャッシュカードの写し、そして身分証明書のコピーも必要です。ご高齢の方はコンビニに行ってコピーをとることさえ初めての方もいらっしゃることでしょう。東京都内でも手続きの代行や書類の不備の指摘を装って振込詐欺の未遂も起きているようです。市役所やコールセンターから市民のみなさん宛に電話をすることはないとのことなので、ご注意ください。
 送られてきた書類のなかにわからないことがあった場合のコールセンターの電話番号が記載されています。また、市役所の5階には相談室も設置されています。
 定額給付金の支給は、小平市の事務費だけで約1億円の税金が使われています。せめてくまなく、本当に必要としている人にこそしっかりと給付金が届くようにしてもらいたいものです。