総務委員会でパソコンを使って説明しました

2009年2月6日 00時36分 | カテゴリー: 議会・議会改革

1月5日にご報告したとおり、2月2日の総務委員会で「地域における画像撮影活動に関する意見書」についての審査が行われました。
 今回の審査では、委員長と副委員長の許可を得て、初めての試みにチャレンジしました。委員会室にパソコンとプロジェクターを持ち込み、委員の方たちに実際の画像を見ていただき説明をしたのです(写真は使った画像の一例、クリックすると大きくなります)。会社のプレゼンや行政の説明会、学会での発表や市民運動の学習会などなど、あらゆるところでパワーポイントなどのソフトを使ってパソコン画面で説明をすることがあたりまえになっている時代ですが、本会議場や委員会室は通常はパソコンの持ち込み禁止、インターネット接続の設備もありません。
 委員会審査では、紙媒体の資料配布は認められていますが、今回の意見書で取り上げたインターネットによる画像配信サービスは、紙で打ち出して印刷しても今ひとつリアリティーをもって伝えられません。委員のみなさんは事前にストリートビューがどのようなものかを見てご存知のようでしたが、委員会室で資料の延長として見ていただきました。正式な資料ではないので、いったん委員会を休憩し休憩中に見るという形でしたが、委員会室で行えたので傍聴者もそのまま一緒に見ることができました。
 委員会室にはインターネット接続の設備がないので、モバイル型の接続装置でなどいろいろ考えましたが、速度が遅くなることが予想され、結局、あらかじめ画像を取り込んで連続して見ることにしました。取り込んだ画像は100枚以上になり、初めての作業で思ったより時間がかかって大変でしたが、画像を見ながらの説明はしやすく苦労の甲斐はありました。
 その後の質疑では、関係省庁の対応の現状や他自治体や海外での動き、グーグル社の考え方などさまざまな質問をいただきましたが、内容としては合意できるものであり、タイトルと要望項目の見直し、あて先から東京都知事をはずすことなど、若干の修正をして提出する方向でまとまりました。修正後総務委員会として意見書を提出することとなったため、今回提案の意見書をいったん撤回しましたが、3月議会初日で採択となる見込みです。
 今回は東京都への提出はなくなり残念でしたが、委員会の翌日の3日には東京都の情報公開・個人情報保護審議会がグーグル社を呼び、初めて公開の場で内容説明をしました。そこで今後新たにサービスを始める際には、事前に自治体と協議する考えであることが示されたようです。
 インターネットは私たちの生活に大きな恩恵をもたらすことは間違いありません。同時に便利さと同じくらい、ていねいさを必要とすることを肝に銘じ、安易な規制路線に走らないよう自律的にルールづくりをしていきたいものです。
 それから、議会とITについても今後考えていかなければならないことがたくさんあります。より市民にわかりやすいホームページ、一般質問通告書など必要書類のデータ送信……ホームページの充実は議会改革の一環としても考えていく余地がありそうです。