9月議会の報告

2008年10月8日 23時48分 | カテゴリー: 議会・議会改革

一般質問
①家族を介護する男性を社会はどう応援するか
—男性向け介護教室の開催を提案
 少子高齢社会のいま、仕事と介護の両立や老々介護など介護をめぐる問題も多様化しています。かつては女性(=妻や嫁)のみが担っていた介護も、現在では4人に1人は男性が行っているという専門家による調査結果があり、小平市の「介護保険サービス利用状況実態調査」から同様の数が推計されます。しかし、「介護は女性がするもの」という社会意識が残る中、男性が実際に介護に直面したときに壁にぶつかることも多いようです。
 介護保険制度により介護が社会化したのですから、女性も男性も介護をしやすくするために行政もサポートしていかなければなりません。
 質問では、介護=女性というイメージが強い中で男性も参加しやすいように男性向け介護教室の開催を提案しました。市側からは地域包括支援センターが行う家族介護教室の一部を男性向けとして開催するとの、前向きな答弁があり、内容や周知の方法に工夫を凝らして、男性が地域のネットワークに参加するきっかけとしても活かせるよう働きかけていきたいと思います。
 親の介護をする男性は今後確実に増えていくことが予測されていると同時に、60代では親と配偶者を同時に介護しているケースも多くなっています。介護保険における同居家族がいる場合の生活援助サービスの問題、家事・介護スキルをつけるための男女共同参画施策の充実、民間のけん引役として市職員が男性・女性ともに介護休暇を取りやすくする工夫の必要性などを指摘しました。

②庁舎・公共施設のユニバーサルデザインについて
—地域センターの手すりや庁舎前のタイルを使いやすく安全なものに
 小平市では、福祉のまちづくり推進計画にもとづき市内施設を高齢者や障がい者、子どもや妊産婦など誰もが使いやすいよう整備しています。市庁舎や公民館、地域センターなども手すりやスロープ、誰でもトイレなどの設置が進んでいます。
 手すりは東京都の福祉のまちづくり条例の施設整備マニュアルで、直径3〜4cmのものが握りやすいと示され、ほとんどの市施設でも付け替えられていますが、学園東町地域センターや中央図書館など基準以上の太さのものが残っている施設もあるとの指摘に、取替えについて検討していくとの答弁でした。
 また、26年前に建てられた市庁舎は近隣他市に例を見ない立派なものですが、庁舎前の段差やタイルの滑りやすさ、スロープの仕様などでユニバーサルデザインの視点から課題があると思っています。雨の日には滑りやすく、特に自転車では転倒してけがをした何人もの市民の方の声を聞いています。滑り止め加工やUDブロックなどの工法技術や費用の研究・調査を進め、人に優しい庁舎・公共施設作りを求めました。

その他の議会トピック
◆男女共同参画推進条例ができました
 男女共同参画推進協議会の提言を受けて条例が上程され可決しました。これでとりあえず小平市にも男女平等施策の礎となる条例ができたわけですが、これからは意識啓発にとどまらず全庁的に実効性のある事業を行っていくことが重要になります。生活者ネットとしてしっかりと厳しくチェックしていきます。

◆自治基本条例特別委員会が継続審査中です!
 6月議会に上程された自治基本条例が継続審査中です。市民がまちづくりの主役となるための大切な条例です。お時間の都合がつく方はぜひ傍聴を! 次回は10月28日(火)午前9時から、その次は11月21日(金)午後1時半からの予定です。