教育を子育てと対話の視点で語ろう

2007年4月14日 09時53分 | カテゴリー: 子ども・教育

 立った! しゃべった! 一人でできた!……小さい頃は、親にとっての子どもとの関係は、まさに日々子育て。でも、小学校に入ると、そこに突然「教育」という言葉が登場します。小学生の親が子どもについて相談する先は「教育相談室」。ちょっとビビッてしまう感じです。
 いじめや不登校など、学校に行くと子どもにとっても親にとっても深刻な心配事が生じます。勉強や人間関係も含めて、小学生の親が気軽に悩みを話し、少し違った視点を持った誰かからアドバイスをもらいたい。そんな思いで、私は小学生の子どもを持つ親のサークルを開いています。
 小さなグループですが、学校を超えた地域の仲間で子どもや学校のこと、そして広くこれからの教育のことなどざっくばらんに話しています。違う学校のお母さん・父さんが集まってるから本音で話せるのです。
 開催は不定期、参加も自由。ほかのまちの小学校の先生や地域活動をしているお母さんを招いたり、通信を発行したり、その時々の関心のあることをテーマにとっても気負わない雰囲気で活動しています。
 先生のことにしても、いじめのことにしてもいろいろな人が集まれば、どちらか一方からの視点でなく、物事を見つめられます。たとえば、保護者の間では問題が多いといわれている先生も、経験の浅さの中で悩んでいることもあるという教師側の立場からの実情を教えてもらうことができたり、いじめの問題ももちろんいじめられている子の苦しさは最優先に考えなければならないにしても、手を出してしまった子の親もどうしたらよい方向にむかえるのか心のそこから苦しんでいる……
 今、教育界に必要なのはこういった「対話」ではないかと思います。国の動きとしてこれから大きな教育改革が行われていきます。「対話」なしに、一方的に国からの押し付けで教育が語られることのないよう、地域からしっかり子どもと親を守らなければなりません。