乳児保育と保育ママさん

2007年3月30日 18時53分 | カテゴリー: 子育て支援・女性・男女平等参画

●子どもの個性・育ち、親の事情にあったさまざまな支援メニューを——③

 保育で不足しているのは乳児枠です。0歳から3歳未満児は手がかかる時期でもあり、また「3歳までは母親のそばに」という3歳児神話の風潮が根強い日本では、乳児保育はなかなか進まなかったという事情も関係しているようです。
 家庭的保育は、基準を満たした自宅で預かるという保育のスタイルです。東京都では家庭福祉員といい、小平市の場合は保育ママさんと呼んでいます。
 保育ママは保育園での乳児受け入れの不足分を補うというように位置付けられてきた面もありますが、今では保育園のよさとはまた別のよさがあると、独自の保育スタイルとして認められてきました。
 それはおうちと同じような環境で赤ちゃんが過ごせるということです。赤ちゃんの個性によっては保育園のような大きな施設ではなく、普通のおうちにいるほうが緊張もなくリラックスできるということもあるようです。また、お母さんと保育ママさんの関係も密になる場合があります。
 課題もあります。保育ママさんは一人、あるいは1、2名の補助員さんとやっているので病気など緊急のときでもお休みをするのが大変です。待遇は自治体によってバラバラで、小平市では比較的条件がよいようですが、保育ママさん自身が働きやすい条件を整えていくことも選択肢を広げるためにはたいせつです。
 保育ママさんが急病になったときなどは、行政が調整役となって保育園などほかの子育て支援機関との連携をし、保育者の方もお母さんお父さんも、子どもの受け入れについて安心感がもてるようにしていくことが大切です。